様々な対策方法。


※規則正しい生活に戻る

やはり一番の原因は生活習慣にあります。
生活習慣の乱れは、髪問わず、体の健康にも影響が出ます。
中学生や高校生に若ハゲが少なく、大学生ぐらいから進行するのは年齢の為だけではありません。
中学生、高校生は、ある程度規則正しい生活が行われますが、大学に入った頃から生活リズムが乱れてきます。
それが原因の一つなのです。
中高生は学校で適度な運動もし、弁当という食事も摂って、必要な睡眠も摂っていた為、
生活リズムがある程度安定したものでした。

つまり大事な要素は・・・
適度な運動
食生活改善
十分な睡眠
     です。

・適度な運動量
運動不足になると新陳代謝の減少と、心肺機能の低下を招き、心臓縮小が起こります。
心臓縮小が起こると次の様な形で毛根に支障をきたします。
@心臓縮小が起こる。

A新陳代謝が減少する。

B酸素摂取量が減少し貧血状態が続く。

C脳に充分な血液が補充されなくなる。

D髪の毛が毛根活動を停止する。

上記の事があると、ストレスを蓄積させる事にも繋がり、
自律神経の緊張を招き、頭皮は血行不良を起こしてしまいます。
その結果髪の毛に十分な栄養素が送られず、毛が細く、抜けやすい状態を作ってしまうのです。

【改善策】
人それぞれ違い、運動量を計るのは難しいのですが、平均して体脂肪の燃焼は、
スポーツ中15〜20分位から燃焼が始まります。理想は毎日30分〜1時間位が理想です。
ジョギングする必要は無く、ダイエットではない為散歩でも良いのです。ただ続ける事が大事!!
毎日30分〜1時間、駅までの往復や、犬の散歩をしましょう!
ただ歩くだけでなく、体を使っているという気持ちも大事です。
これにより体質が改善され、活発な体や脂肪の燃焼しやすい体へと変えて行きます。
時間は朝方でも夕方でも構いません。
有酸素運動になる為、皮下脂肪の減少=ダイエットにも覿面です。
(運動して汗をかいた場合は洗い流してください。汗の塩分が毛穴を詰まらせる原因にもなります。)


・十分な睡眠
髪の毛の成長は夜間に行い、日中はほとんど行いません。
しかも睡眠中に最も盛んに成長するのです。
一般的に頭皮形成されるのが夜9時〜1時の間、夜中11時半頃は一番のピーク時間になります。
睡眠が直接の刺激となって分泌する成長ホルモンは、睡眠に入って約600分後に分泌する為、
遅くとも10時30分には睡眠に入っていなくては効果がありません。
理想な睡眠時間は、大体8時間前後です。
その為には、夜遊びは控え、夜の9時には帰宅しているくらいがいいのではないでしょうか?
当然ですが、早寝早起きが髪にも健康にも最高のことなのです。
小中学時代を思い出してください。
夜10時には寝て、朝はラジオ体操の6時頃には起きていませんでしたか?
朝日を浴びることによって、確実に健康面でも改善されていくことでしょう。



・食生活改善
基本的には、1日決まった時間に3食摂り、栄養バランスを考えるのが基本です。
ココで1つ!肉はなるべく控える事も重要。その分野菜を摂りましょう。(盛り付け程度ではなくキャベツ半分ぐらい)
間違えやすいのですが、脂漏型の人が油を抑え、乾燥型の人が油物を多く摂る、という事ではありません
コレステロールによって血がドロドロになってしまったらどの道、よくないのです。

【頭皮に良い物】

ビタミンA ビタミンB たんぱく質 ヨウ素 ピチオン

パントテン酸 亜鉛 カルチン アミノ酸 リコピン

【代表的説明】
亜鉛
髪の毛を成長させる上で最も重要な役割をします。
亜鉛が足りなくなると細胞分裂や再生がスムーズに行われなくなります。
毛根には亜鉛が多く、毛根へ必要な亜鉛の補給が不足すると毛の成長は遅くなります。
こちらは、コンビニでサプリメントとして扱っています。

ビタミンB郡
ビタミンB 群は髪の毛の主成分である硫黄と結合することで、髪の毛の新陳代謝を促進する働きがあります。
ビタミンB2は毛根の細胞を活性化し、ビタミンB6は髪の毛の発育を促します。
こちらは、コンビニでサプリメントとして扱っています。


ピチオン
ビオチンは糖質や脂質、タンパク質の代謝を補助し、細胞の増殖を助ける働きをしています。
不足すると脱毛症状が現れることから、髪の毛には欠かせないビタミンといえます。


【これらが含まれる食べ物】
いわし さば さんま 銀だら アジ ホタテ シジミ

アサリ もずく かつお 海藻類 うなぎ マグロ 

鶏肉(ささみ) レバー ノンオイルシーチキン

豆腐 納豆 味噌 豆乳 高野豆腐 枝豆 玄米 

きなこ牛乳 卵 そば うどん 玄米 ヒジキ

トマトジュース 充実野菜生活系ジュース りんご

アロエ モロヘイヤ ざくろ キャベツ千切り 

ピーマン ほうれん草 にんじん 小松菜 バナナ 

黒胡麻 タマネギ メカブ オリーブオイル 青汁

マイタケ ゴーヤ グレープシードオイル しそ油

ゴマ油 しょうが らっきょう パセリ ピーマン

とろろ モロミ酢 黒豆茶 緑茶 番茶 養命酒 

ヨーグルト ローヤルゼリー クランベリージュース

【代表的説明】
ごま
髪の毛の主成分はタンパク質って知ってました?
特にメチオニンやシスチンなどの含硫アミノ酸が大事です。
ごまには含硫アミノ酸が多く含んでいます。
抜け毛の予防には、タンパク質 カルシウム 鉄 銅 亜鉛 ビタミンB1 ビタミンB2 
フケ防止には、ビタミンB2,カロチン,ビタミンCなどが大切です。
その中で、ビタミンC、カロチン以外の成分が全てごまには濃縮されています。
黒ごまは活性酸素をやっつける効果があり、髪を黒く丈夫にします。
食べ方は、そのまま食べるのではなく、すりつぶさないと体が消化できないまま出てしまい
意味がありません。
私も食べつづけた結果、毛が全体的にコシが出てきました。
今はゴマを細かくすりつぶす器具や元からつぶされて売っていますので、ご飯にかけたりすると
手軽に摂取できますよ。

・大豆
かなり有名ですが、確かに良く効きます。栄養素も高く、肉等を食べなくても体力を維持する事が出来ます。
別名畑のステーキって言われてますよね。
大豆の中に「イソフラボン」と言う成分が多く含まれているのですが、
この「イソフラボン」は女性ホルモンに似た働きをしてくれます。
沢山のタンパク質を含む為、髪の毛には有効なものです。。
「イソフラボン」の作用によって、高血圧や動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病の予防にもなります。
ごま同様毎日の摂取が大事です。
豆腐などをご飯代わりに摂取しても良いです。
(私は豆腐に納豆をかけて混ぜしそドレッシングをかけて毎日食べてました。これが結構おいしい。)
大豆と言ってもいろいろありますが、豆腐、納豆、味噌汁、豆乳他・・・これも偏らずに、
品によって髪に良い成分が違う為、バランス良くが大事です。味噌汁は減塩にしよう…

・豆腐
大豆に比べて炭水化物は減少するが、たんぱく質、脂肪、共に消化されやすい形になり、
その栄養素はほとんど無駄なく体内で役立ちます。
バランス良く栄養素が保たれているのに、カロリーは控えめ。
ダイエット食としてもありがたい食品ですね。

・納豆
独特の粘りには、「ナットキナーゼ」という酵素が含まれており、
血栓を溶かして血液をサラサラにする効果があります。
心筋梗塞、脳血栓、動脈硬化の予防に効果があります。
コレステロールを減らすリノール酸や食物繊維、
高血圧を予防するカリウムや動脈硬化を予防するイソフラボンも豊富です。
特にビタミンB2は大豆の6倍の含有量です。
関西の方は苦手かもしれませんが、ぜひご賞味ください。

・味噌
大豆と同様に、コレステロール値を下げるリノール酸、サポニン、レシチンや
抗酸化作用を促進するビタミンE、イソフラボンや骨・歯を丈夫にするカルシウムなど栄養素も豊富です。
また、発酵の途中で新たなビタミン群も生成され、
レシチンやビタミンB1などの健脳作用もパワーアップしています。

・枝豆
栄養価も大豆と同じで、たんぱく質やビタミンB1、カルシウムが多く含まれる他、
大豆にはないビタミンCやAを多く含んでいるのも特徴です。
枝豆に含まれる栄養素は、私たちの生活で不足しがちな物ばかり・・・
進んで食べたい食品です。

■魚類
日本人は魚ですよね。魚の油は、動物油と違い体が吸収しづらく、重くもありません。
取り過ぎも良くないけどね。

・いわし
良質なタンパク質を多く含み、不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキ
サンエン酸)の含有量は魚の中でもトップクラス!
カルシウムも豊富でカルシウム吸収に効果的なビタミンDも多く含まれる為、
効率的にカルシウムが摂取できる食材としても注目されています。
コレステロールを減らすタウリン、血圧を下げるカリウム、脱毛を防ぐ亜鉛も多く含まれます。

・まぐろ
赤身にはタンパク質が豊富で鉄分が多め。
血合い部分にはタウリン、ビタミンE、鉄が多く含まれます。
トロは脂質が多く含まれ、動脈硬化を防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)やビタミンA、D、Eが赤身よりも多
く含まれています。

・うなぎ
体の抵抗力を高めるビタミンAやビタミンAの吸収を高める脂質の他、ビタミンB1、B2、E、D、カルシウム
カリウム 鉄 亜鉛などもバランス良く、豊富に包まれた優れた食品です。
血中のコレステロール値を抑制するEPAやDHAを多く含み、動脈硬化などの生活習慣病も予防します。

・昆布
栄養化の高い食品で、髪の毛を艶やかにするヨード、ビタミンA、B1、B2、カリウム、カルシウム、亜鉛
食物繊維等、多くの栄養素を含みます。
おまけにノンカロリーですからダイエット時代の現在は超健康食品として注目の的でもあります。

・ほたて
栄養素は、たんぱく質が際立って多く、タウリン、ビタミンB2、亜鉛が豊富。
抗ガン作用を備えた微量ミネラル、ゲルマニウムやセレニウムが含まれる他、
ホタテのグリコーゲンはガン細胞の増殖を抑制する事が知られています。
また、核酸の一種であるイノシン酸には細胞の再生を促進させ、成分の相乗作用で滋養強壮・老化予防に働きます。

・かつお
タンパク質は100g中25.8gとかなり多く、逆に脂質が少なめなため健康的な食材でもあります。
血液をサラサラにしてくれるEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含んでいることでも有名です。
とくに血合いに栄養が集中し、コレステロールを減らし、肝機能を高めるタウリンが非常に多く含まれています。
その他、ビタミンB1、B2、B12、D、鉄、カリウム、ナイアシン等も豊富に含まれています。

・さば
ビタミンB2は魚の中では群を抜く豊富さです。ビタミンB2はアミノ酸や脂質、炭水化物の代謝に必要
な栄養素で、体の成長を促進する作用を持っています。

・わかめ
ミネラル カルシウム タンパク質 脂肪 カロチン 鉄分 ヨウ素 食物せんい ビタミンC ビタミ
ンB1・B2などたくさんの成分が含まれています。海藻が健康によいと言われるのは,コレステロール
を分解し、血行を良くすることが最も大きな理由のようです。

■肉類
油分が多く、脂漏の原因でもあり、コレステロールも高い。ほとんどが肉の摂り過ぎによる場合が多く、
若ハゲの原因も食生活の欧米化が主です。
しかし栄養素は高くエネルギーの源でもあります。上記の物を食べれば肉を食べなくとも栄養素を補うこ
とは可能ですが、どうしても肉が食べたくなるものです。なるべく控えたほうがいいのですが、どうして
もの時は、油分が少ない鶏肉や臓器系がお勧めです。

・鳥胸肉/ささみ
胸部分の肉。脂肪が少なく、カロリーが低いのが特徴。淡白な味でどんな料理にも合う。

・鳥レバー
肝臓部。ビタミンA、鉄分が多く含まれ、貧血予防に効果あり。

・鳥ハツ
心臓部。組織のキメが細かく、コリコリした触感が美味。タンパク質、ビタミンが多く含まれる。

■野菜
野菜や果物は、ビタミン、ミネラルが豊富。肉や魚の中和作用もあり、食卓ではサブ的要素が強いのですが
実はとても大事な要素を持っています。特に根っこ系の野菜(大根、にんじん、たまねぎ)は冬は温存し、夏
芽を育てなくてはいけない為、かなりの力が必要になります。つまり髪を生やすにも芽を生やすにも、
似たもの作用それに近い養分があります。
なかなか野菜を取る事は難しいのですが、野菜ジュースやトマトジュースでも補うことが可能ですので、
飲料水代わりに飲む癖をつけると効果的です。

・トマトジュース
トマトにはリコピンが多く含み、活性酸素を除去してくれます。抗酸化作用はベータカロテンの2倍、ビタミンE
の100倍、ほかにもビタミンC カリウム、クエン酸、食物繊維のベクチンなどを含み、ストレス発散などに効果的です。
ですが、トマトのとり過ぎは活性酸素を増やす原因にもなります。トマトジュースなど一日1本程度が有効です。

・しょうが
強力な殺菌力を持ち、成分であるジンゲロンが血流促進、体温上昇、水分代謝を活発にするなどの作用があります。
また血中コレステロールを減少させます。

・ざくろ
カリウム、リンを多く含み、イライラ解消、ストレス発散、精神安定などの効果があります。

・大根
ビタミンC&でんぷん分解酵素のジアスターゼやアミラーゼをはじめ、多くの消化酵素が含まれています。葉の部
分にはビタミンC、カルシウムの他、カロチンも多量に含まれ、血管を柔軟にするビタミンPも含まれています。

・たまねぎ
栄養分は糖質が多いことが特徴で、他には硫化アリルがビタミンB1の吸収を助け、新陳代謝を盛んにします。
また、血中の善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす効果もあります。

・ピーマン
ビタミン類は全般に多く含まれ、中でもビタミンCはレモンの含有量に匹敵するほど。しかも、一般に熱に弱いと
されるビタミンCが、熱を加えてもほとんど破壊されないのが特徴です。

・アロエ
アロエチン、アロミチン、アロエウルシンという三大有効成分が含まれている。抗細菌性、抗カビ性があり、
食べて良し、塗って良しの一石二鳥の代物です。

・きな粉
大豆を炒って粉状にしたものです。良質のタンパク質をはじめ、脂質、糖質、食物繊維、鉄、カルシウム、ビタミ
ンB1、B2など、あらゆる栄養素がバランスよく含まれています。大豆よりも消化吸収性がかなり良いと言われ
ています。食べにくい為、牛乳に溶かして飲むと良いでしょう。

・ほうれん草
タンパク質、炭水化合物、リン、カロチン、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC及びカルシウムがバランス良く摂取
できます。

■その他

・玄米
良質のたんぱく質や炭水化物、ビタミンB1をはじめ、ナイアシンなどのビタミンB群、及びビタミンD、E、K、Fなど
が豊富に含まれ、鉄分、亜鉛、銅、マンガンなどのミネラルも含有されています。

・そば
良質なでんぷん質の多い炭水化物が主成分で、その他にタンパク質、ビタミンB1、B2、ビタミンP、鉄分なども比較的多く含む栄養価の高い食品です。

・油
オリーブオイル、しそ油、ゴマ油などが有効。吸収されにくく脂肪分解力も高い。直接頭に塗ってマッサージも良い。

・コーヒー/お酒
カフェインなどの影響で体を活発化させ、新陳代謝を高める。飲み過ぎはもちろん逆効果。酒であれば一合、コーヒーはブラックで午前中のみ飲むが理想です。

■サプリ

・チョコラBB
ビタミン等が多く、薬局で2000円前後です。

・プロテイン
大豆を主原料にしている為、イソフラボンが豊富、薬局で1500円前後です。

・ビール酵母
ビタミンB群・亜鉛・銅・葉酸・アミノ酸などを含む一時注目されて品。料金はまちまちです。

・ルミンA
抵抗力をつけ新陳代謝を活発にする作用を持っています。薬局で1万円前後です。


※注意するもの

たばこ
タバコは「百害あって一利なし」、タバコを止めれば確実に育毛は上向きになります。
髪に必要な栄養素は血液を通して送られる。しかし、タバコを吸うことによって血管が収縮し
さらに血液中にニコチンや一酸化炭素などが入りこみます。タバコを三本吸うとビタミンC
一日分絶対量が破壊されてしまうほどです。
止め方は難しいのですが、やはり我慢が一番です。最初の3日がピークでそれを過ぎると何とか
なると思います。1週間我慢できると、いける兆しが見えてくるでしょう。
たばこも高くなった事だし、ここは一つ髪の為にもそのお金で良いシャンプーでも買って下さい。


・ニコレット
薬局等で購入できます。購入の際は薬局でいろいろ聞かれます。普通に買うことが出来ない場合があり、
一般にはヘビースモーカ限定ですので、1日3箱ぐらい吸ってる素振りを見せましょう。
使用感ですが、中身はタバコガムです。少し辛いのですが、確かにイライラはなくなります。
噛むとニコチンが出るため。。。その為、ガムと一緒にタバコを吸うと最悪ですので気をつけてくだ
さい。逆効果になります。

・一rタバコ
ハッキリ言ってまったく意味がありません。理由はタール、ニコチンは一rですが、その他の成分が普通たばこと変わらないからです。
一般にはタール、ニコチンを気にしますが、まだまだ毒はたくさん潜んでます。
またニコチンが低いため、多量に吸う癖がつき、逆効果になりがちです。逆に止められない場合はピースなどのタール、
ニコチンが多いものをチョイスし2時間に1本程度にした方がまだ良いです。


オナニー・SEX

禁オナニーについては難しいのですが、一説によると毛乳頭や皮脂腺にある酵素5αリゼクタ-ゼですが、男性ホルモンと5αリゼクタ-ゼが結びついた時、さらに強力な男性ホルモン5αジヒドロテストロン
(5αDHT)になるのです。(5α−リタクターゼ,男性ホルモンについては下記に詳細を載せてます)
若い男性の睾丸では次々と精子が男性ホルモンを過剰に作らせます。無くなった精子はすぐに再生され、亜鉛が消耗して男性ホルモンが活発になります。
この繰り返しが大量に頭皮の皮脂として悪化します。

(参考文献より抜粋)
・5α−リタクターゼの受容体(レセプター)要因説
男性ホルモンが毛根の毛母細胞に入りますと、毛根は細胞分裂をやめてしまいます。
しかし毛根に悪影響を及ぼす男性ホルモンは、睾丸で作られるテストステロンではなく、5α−ジヒドロテストステロン(5α−DHA)というさらに強力な男性ホルモンです。
毛乳頭や皮脂腺には5α−リダクターゼという酵素が存在し、この酵素の還元作用でテストステロンは(5αーDHA)に変化するのです。若い男性の睾丸ではどんどんテストステロンが作られます。
これが毛乳頭と皮脂腺で多量の(5α−DHA)に変化し、毛母細胞に運ばれます。
(5α−DHA)は毛母細胞が細胞分裂するときに起きる、タンパク合成を邪魔し、別のタンパク合成をする事により細胞分裂が止まってしまうのです。
そのために早々と、毛母と毛乳頭が離れてしまいます。
つまり、本来なら最低でも二年ある成長期が半年か一年で退縮期から休止期へと移行してしまうのです。
(5α−DHA)の悪さはこれだけではありません。
休止期を過ぎれば新毛の発生となるわけですが、このする力すらなくなってしいきます。
若ハゲの初期段階で、どうも最近髪の毛が細くなったなと感じるのは、まさしく(5α−DHA)により毛母が弱ってきた兆候です。
次の段階では、短い毛が抜け出す様になってしまう訳ですが、ここまでくると、毛母は重体か危篤状態です。
その後ですが、地肌が見え出した段階では、すでに毛母は働きをやめてしまっている仮死状態です。
多くの人は、地肌がすこし見え始めてやっと、ハゲるのではないかと慌てだすのですが、
毛母のレベルで見た場合、もうここに至れば手遅れ状態。ということです。

いずれにしても、テストステロンが5α−リダクターゼの還元作用で(5α−DHA)に変化し、
この(5α−DHA)が毛母細胞の細胞分裂を抑制する。というのが、男性ホルモン型脱毛の生理学的な仕組みです。
ですから、人はほぼ同じように多くの男性ホルモンが作られる中、ハゲる人とハゲない人との違いとは、
テストステロンを(5α−DHA)に変えてしまう5α−リダクターゼという物質が
体内で生み出す生成量の違いという事になります。
「ハゲが遺伝する」というのも、この5αーリダクターゼが多く生成される体質は、遺伝するのでは・・・?
とも言われているのです。
この体質はもちろん女性にも遺伝します。しかし、女性がハゲない、または薄毛程度でとどまる原因は、
テストステロン分泌量が男性に比べ、極めて少ないからとされています。
女性が生み出す男性ホルモン分泌量は男性の1/20位であり、この程度の分泌量だと
それほど大きな脱毛にまで進まないのです。
ところが男子を産むと、その子はしっかりと「ハゲの体質」を受け継いでしまうのです。   
なぜ、5αーリダクターゼの多い体質が作られるのか・・・
どうしたらこの物質の体内生成を減らすことができるのか・・・
これらの事が解明されれば、真の医学的なハゲ克服も夢ではありません。

・ハミルトンの実験(1942年、J・B・ハミルトン、米)
去勢(睾丸摘出)した男性は、男性ホルモンを作り出すことが出来ずハゲる事は無い。
進行中の人の睾丸を摘出すると、ハゲはそれ以上進行しない。
ハゲ進行中に去勢され、進行が止まっていた人にテストステロを注射すると、再びハゲ始める。
もともとハゲていなかった男性は、去勢されたあとテストステロンを注射してもハゲない。

しかし逆の説もあり、過剰にオナニー行い、男性ホルモン自体を排出する説もあります。
1日10回以上行なわなくてはいけないようですが・・・

こればかりは、私もはっきりした成果は解りませんでした。
科学的に証明されているが、体に悪い事では無く逆にストレスの原因になりがちです。
射精はできるだけ控える方が良いでしょう

【目安】
  〜19歳・・・・1週間に5回以下
20歳〜30歳・・・・1週間に3回以下
31歳〜  ・・・・2週間に1回以下
ぐらいを目安にしてください。




TOPに戻る



inserted by FC2 system